アートには人の無意識部分が表れやすい為
子供や発達障害、うつ病を患っている人達の絵は
特徴的で大変興味深いです。
ママを巨大に描くなど微笑ましいものから
ストーリー性の無い単略的な絵、塗り潰された重いものまで
本当に良い意味で面白いんです。
そんな中、健常な人の絵は、読み取りが難しいんじゃない?
自分の絵はどんな特徴を帯びるのだろう?
って、前々から気になっていたんですよね。
勉強と自己分析を兼ねて、セラピー体験に行ってきました。
今回伺ったサロンでは、風景構成法を用いていました。
自由にさぁどーぞ!というわけではなく
カウンセラーが指示した物を一つ一つ描いていくので
絵が苦手な私でも無理なく描くことができました。
順番はこんな感じです。
川→山→田→道→家→木→人→花→動物→石→足りないと感じるアイテム。
で、描いた絵がコレ。
全てを描き終えた後、見るべきポイントを丁寧に説明していただきました。
自分自身で「当たってるー!」という部分と
「え?どういう意味だろう?」と探りを入れたくなる点もありました。
後者の「え?」の部分がアートセラピーの醍醐味で
自分の無意識部分に気付くキッカケになるわけです。
まずは、大きな真直な川と一本道、人より大きな魚、そして光。
これらは納得できた部分で
〜神経質ではあるけれど、オープンマインドで迷いがない。
男性的なところがあり、自分は光でありたいと思う気持ちがある。〜
おお。何か、カッコいい。
一方、一人の棒人間と葉の無い木。
こちらはちょっとダークで
〜自分に自信が持てない部分があり
そんな自分自身と向き合う時に来ている。〜
こんな感じに受け取れました。
確かに。
日々学ぶことばかりで追いつかない
まだまだだ…
そんな気持ちを無意識下に押しやっていたのかな。
インドで甘いチャイを飲んだら、木に葉っぱが生えるかな。
とても興味深い内容で、2時間があっという間でした。
ほんわかした先生に癒され
「絵を描いてみてどうでしたか?」と聞かれ
「ほんと楽しかったです!」と即答。
「それって、日頃あなたがよく感じている気持ちなんですよ。」
この一言に救われた思いがしました。
面倒だとか、迷い、嫌だ等一切思わなかったのですから
精神的に健康なんだなぁと。
周りの人達への感謝と、自分を客観的に見つめ直す良い機会になりました。
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