少し考え方を変えてみよう:認知行動療法

カウンセリングについて

南山大学で行われた愛知サマーセミナーにお邪魔し

セミナーを2コマ受講してきました。

様々なジャンルの専門講座が無料で受けられる

とってもお得なイベントなので学校内は大賑わいでした。

 

今回受講したテーマは「認知行動療法」

カウンセリング現場で使われる療法の一つで、

物事の捉え方を変え、ストレスを軽減させたり

現状の問題を解決へ導いていく技法です。

同テーマであっても、先生によって特徴があり

セミナーって面白いんですよね。

学べるし、良い所は真似して取り入れられるし…

今後も参加していきたいなと思います。

というわけで、ブログテーマも追随していこうかと。

 

認知行動療法をざっくり説明するとこんな感じです。

 

起きた出来事は同じなのに、感じ方は人それぞれ違います。

何か出来事が起こったときに「どう感じるか?」に目を向け

自分ルールや考え方の癖を見つけていきます。

 

例えば、電話をかけた相手が出ない。留守電も入れたのにかけ直して来ない場合。

・何でかけ直してこないの! → 怒り

・忙しいのかな? → 平常心

・嫌われてるのかも → 不安

 

すぐにかけ直すべきだ!留守電を聞くのは当たり前だ!と思うから怒れてきて

かけ直して来ないのはおかしい…と思うから不安になるのです。

 

怒ったり不安になるのは精神的に疲れますから

「まぁそういう時もあるよね」

「忙しくて忘れちゃってるのかな」

と平常心を保てる様な認知(感じ方)を再構成します。

それは過度な怒りや不安を軽減させることにつながります。

 

セルフトレーニングで行うことも可能ですが

口癖や考え方のパターン等を知りたい場合は

カウンセラーと一緒に問題解決に当たるのが有効です。

自分ではなかなか気付かないものですから。

 

ちなみに欧米では「行動認知療法」と言われることもあります。

考え方からではなくて、まずやってみる!と行動から変えていく。

何とも欧米らしい方法じゃないですか。

個人的にはこちらも好きだったりします。

 

ストレスを軽減させる為、晴れやかな明日の為に

皆さんはどちらから変えていきたいですか?

コメント